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Posted by たまりば運営事務局 at

2011年03月30日

河川敷サイクリングロードの本来の機能とは??

国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務所管内では、
H23年3月11日三陸沖地震への荒川下流河川事務所の対応について【第5報】によると、緊急用河川敷道路や高水敷にて液状化、堤防にて変状(隆起やクラック)等が発生している。

また、江戸川河川事務所管内では、東北地方太平洋沖地震 緊急復旧工事状況写真によると、のり面の段差発生や堤体道路の陥没(TV朝日では、液状化によるものと報道)等が発生している。これらの緊急対策工事は既に、復旧済みである。

なお、多摩川については、京浜河川事務所においては、本流の河口~61.8Km及び支流の浅川は合流点から13.2Kmまでは、点検の結果、異常なし。

普段利用しているサイクリングロードは、元来、緊急用河川敷道路としての機能を持っているのです。
特に、荒川については、常時・災害時のための多くの対応策が計画されています。
①スーパー堤防(高規格堤防)の構築:
予想を越える大きな洪水でも破壊しないような幅の広い堤防です。蓮舫さんに仕分けされましたが、この機に予算を復活しましょう!!!
②リバーステーション(緊急用船着場):
災害時の復旧活動に必要な資機材や救援物資等の積み下しを行います。
③緊急用河川敷道路:
地震等災害時に物資等を輸送するための緊急用河川敷道路を整備するとともに、緊急用河川敷道路から一般道路へアクセスするためのスロープ(防災用坂路)の整備が進められています。
④その他、防災意識向上のために:
《洪水ハザードマップ》
洪水時に市民が安全に避難するための地図の策定。
《まるごとまちごとハザードマップ》
「想定水深」を街角に標示することにより、日頃からの防災意識の向上を推進する。街角の電柱に「想定浸水深」や「避難場所」等を標示しています。
四国八十八箇所自転車遍路旅をしたとき、高知県土佐清水市中浜のジョン万次郎生家近くの海岸通りの電気柱に、『昭和南海地震・津波水位』と表示されていたことを、思い出しました。


《携帯ハザードマップ》
流域の自治体が整備している洪水ハザードマップを基に携帯サイトでハザードマップを提供。局地的集中豪雨(ゲリラ豪雨)や台風の接近上陸等により洪水被害が懸念される場合、自治体が実施する避難誘導の支援を目的としている。

《ARAメール》
局地的集中豪雨(ゲリラ豪雨)や台風の接近上陸に伴う洪水発生が懸念される場合に、安全に行動して頂けることを目的とし、河川の管理に使用している荒川の水位や雨量情報を携帯電話に送信する。事前登録型雨量水位情報メール配信システム。

このように、荒川は、東京23区等大規模地域を流域としているため、福島第一原発のように”想定外”という言葉を絶対に適用したくないですね。
今回の大震災による被害を少々?受けた荒川サイクリングロード(緊急用河川敷道路)では、毎年春秋2回センチュリーライドを開催しているので(5/4の開催は本日現在未定)震災後の状況に安堵しました。
  


  • Posted by マーク内田 at 13:53Comments(0)激甚災害・災害復旧
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    マーク内田
    東京サイクリング協会(任意団体・創設58年)にて、サイクリングの企画、運営、参画とFacebook、ブログ、ツイッター等で楽しんでいます。
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