2012年11月03日
自転車の輪行とは?その実例
輪行とは?
(Wikipediaより)
輪講ではありません。
懐かしい言葉ですね。昔の大学の授業にあった教科です。
自転車の移動手段は、必ず輪行袋や専用の段ボールに収納します。
その前に、大切なこととして、最寄りの駅頭のどこで荷造りをするかが問題です。
最近の例では、JR東京駅丸の内南口ドームの適地を紹介します。
改築間もない歴史ある建造物ですので、
壁に立て掛ける際には壁面への十分な養生・配慮が必要ですね。
同駅・八重洲南口で荷造りをするときは、改札口の近くの通行に支障の無いビル柱の隅で組み立てています。
・自身で、自動車や電車や船などで移動
・宅配便に預けて、飛行機やトラック便での移動
自動車は、そのままもしくはタイヤを外して乗せることが多いので
ここでは、電車での移動を中心に写真と共に、ご説明しましょう。
◇電車での輪行(JR車両等での移動例)
①通常の乗車位置は先頭車両1号車(東京駅、新宿駅上・下車)
もしくは最後尾車両10号車(四ツ谷駅乗り換え)
共に、いつものことなので写真は撮っていませんでした)
②中間車両の前後ドア付近(市ヶ谷駅乗り換え)
メトロとの乗り換えを考慮し、4号車に乗車する場合。
チョット、強引に乗せています。
立て掛けた状態から、つり革と補助ベルトを結んで固定しています。
ただし、始発から3本目の早朝です。でも、かなり混んでいます。
ほぼ、2座席の占用となってしまいますね。
因みに、立て掛けも出来ないようなやや混雑時の車両では、両手で抱えて乗車します。
また、輪行袋は、前輪外し用を使用していますのでやや嵩張ります。
乗客の皆様への配慮が必要です。
③都営地下鉄先頭車両のスペース
先頭車両には、車いす用のスペースがあります。
この空間を利用させて頂いています。
早朝の先頭車両ですから、お許しを。
毎年の春秋に都営地下鉄東大島駅まで輪行し、
荒川緊急用河川敷道路(俗称:荒川サイクリングロード)で
春の5月は、140Kmを走る『東京センチュリーライド』、
秋の10月は、80Kmを走る『荒川ハーフセンチュリーライド』を開催しています。
④サイクルトレインによる移動
最近では、そのまま積み込めるサイクルトレインが全国で展開されています。
ただし、曜日・時間・期間限定ですが。
⑤ドイツの鉄道(DB),メトロ(UB)もしくは路面電車での車内
このように、そのまま自転車を乗せることが出来ます。
乗降客が少なければ、こんな感じで
日本でも日常のこととなる日が、来るのでしょうか?
◇宅配便に依頼する輪行(飛行機やトラックでの移動例)
①空港での荷姿
昨年、ドイツメルヘン・サイクリングツアーの帰国時、成田空港での状況です。
お一人が専用の自転車段ボールにて輸送され、その他の皆さんは輪行袋でした。
②輪行の準備中の姿
日本の空港での荷扱いはとても丁寧なので安心ですが、
諸外国では、そのようではないとの噂を信じ、
20インチのフォールディング バイクをかなり頑丈に丁寧に梱包し、輪行袋で送りました。
また、東北の津軽半島センチュリーライド参加時は、宅配便にて
ロードレーサーをこのように、頑丈に、丁寧に準備・補強しました。
③サイクリング タグによる料金割引利用
(財)日本サイクリング協会の会員は、このタグを購入することで、
会員としての特典割引を何度でも利用可能です。
ただし、ご協賛頂いている業者は、KY便のみです。
「サイクリング〇〇〇便」と称して、取り扱ってもらえます。
如何でしたでしょうか?
JR、メトロ他、全国の民間鉄道及び一部のバス会社のご努力により、
自転車の輸送手段は、多様に変化しています。
我らサイクリストは
自動車による排出ガス削減のために
自らの健康維持のために、
道路上の軽車両としてのルールとマナーを遵守し、
自らが交通事故の起因とならぬよう、走り続けます。
自動車ドライバーの皆様。
自転車との共存・共生を目指します。
そして、ドライバーの皆様のご協力が必須です。
『 自動車は Keep Little Right 』&
『自動車は、ちょこっと センターライン寄り走行 をお願いします』
JAF日本自動車連盟会員歴32年目。自転車愛好歴49年目。
Twitter で昨年の7月から呟いています。
《おまけの写真》
・皇居を背にした行幸通りより、JR東京駅丸の内中央口を望む
・JR東京駅丸の内南口ドーム内天井の工事前後の写真
2Fの回廊部分には、リーズナブルなレストランや喫茶店がありました。
《参考》
◇JR東日本 旅客営業規則 第2編 旅客営業 第10章手回り品
(無料手回り品)第308条一項より
3辺の最大の和が、250センチメートル以内のもので、その重量が30キログラム以内のものを無料で車内に2個まで持ち込むことができる。ただし、長さ2メートルを超える物品は車内に持ち込むことができない。