隅田川鮭の稚魚放流

マーク内田

2012年03月05日 00:07


三月三日のひな祭りの日は、鮭の稚魚放流会のお手伝いをしました。

主催は 隅田川鮭の会で、今年で28年目の放流会です。


放流場所は隅田川相生橋のたもとにある東京海洋大学ポート船着場を借りています。

毎年、岩手県山田町で鮭の卵を採取し、

足立区、江戸川区、江東地区等28団体の子ども達が大きく育て上げ、

親御さんとともに稚魚 約3000匹を放流しました。

岩手県山田町は、先の311東日本大震災の被害を受け、

今年の放流は不可能かと懸念されましたが、

地元山田町の皆さんのご努力により、今日の日を迎えました。

そして、子ども達にも大評判の、山田境田虎舞保存会のメンバー11名による、

虎舞(トラマイ)がご披露されました。


2頭のトラが子ども達の中に分け入って舞う様に、


子ども達が大歓声をあげ、楽しくそして珍しいトラの舞を鑑賞しました。

お手伝いの内容は、子ども達一人一人の安全に配慮して、

子供用ライ フジャケッ トを着せてあげ、

船着き場で小さなバケツに移し替えた、名残惜しい稚魚を放流し、

そして、ジャケットを脱がせてあげることでした。

気温もおよそ15度でとても暖かな、春の兆しが窺える一日でした。



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