閖上(ゆりあげ)復興だより第6号

マーク内田

2012年05月19日 21:11

『閖上復興だより』第六号が届きました。

◇”読者からの声”



















第一面には、避難先の住所と震災前の閖上の住所が併記された、

二十代から七十代男女の、忘れられない想い出や復興への思いが

語られている。

昭和35年5月と今回、二度も津波に流された・・・と語る70代の男性。

復興については、高台に移転したいと考える方。その反対の方。

一人一人が希望と悩みを持っています。

第二、三面には”閖上復興100会議”に住民300名が参加。

出席者は、佐々木名取市長、同副市長、復興部長、まちづくり部長

そして、コーディネーターとして東北大学教授。

議題に注目すると、

・津波の最終堤防になり、多くがTV報道された仙台東部道路の存在

・この道路の西側やその直近の東側に移転したいとの意見

・防災無線が作動していなかった、との事実

・土地区画整理事業に基づく、まちの再生の姿

・仮設住宅から出て、いつ帰れるのか

名取市は住民に対し、

『十分に説明を聞き、復興計画を理解して欲しい』と。

住民は、『私たちの声を聴いて欲しい』と。

住民説明会は、連日各所の集会所にて開催予定。

第五、六面には入学式の嬉しそうな、楽しそうな笑顔一杯の

写真とコメントが特集されています。

また、個人商店の再開やサークル活動の様子が報告されています。

閖上(ゆりあげ)復興だより第5号は、こちら。


◇ひとりごと

直接的には何もできないけれど、思う気持ちを持ち続けることから

と、心に念じて、ここに報告しています。


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