2011年08月22日
ドイツサイクリングツアーの想い出~第4日目~
読者の皆様へ
長らくお盆休みを頂いておりました、
嫁の実家に約1ヶ月滞在しておりましたので、メルマガの発行が途絶えておりました。
以下に、第4日目から再開いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
*あらすじ
2011.05.31~06.11(11日間)ドイツメルヘン街道を北上し、
マイン川、キンツィッヒ川、フルダ川、ヴェーザ川に沿うサイクリングロードを、ブレーメンまで走破してきました。
フランクフルト空港近郊のニーダーラートに宿泊し、ホテルにほど近いマイン川自転車道を北に向かってスタートし、
自転車走行8日間、8名(女性2名・男性6名)の団体にて全走行距離480Kmのサイクリング及び観光の旅を成し遂げました。
**4日目 2011/6/3 シュリュヒテルン(Schluechtern)→フルダ(Fulda)
天候:快晴 サイクリング3日目(6/3)の走行距離:約29Km(30Km)( )内は、予定
1.早朝散歩のあれこれ
翌朝6/3の5時頃眼が覚めたので、(少し寒く15℃位かな?)小一時間 まちなか散歩をしました。
驚き!!!ナント歩道上に自動車パーキングスペースがありました。(ニーダーラートにもあった。)
人口約2万人の地方都市中心部の車道は、対面通行センターラインなしで問題ない程の交通量であるのだろう。
向こう側に、身障者車両専用駐車エリアマークが見られる。
これぞ、まさに、段差のない、歩行者・自転車・自動車が共存可能な、歩車共存の街路であろう。
下の写真は、民家の壁際に何気なく存在する電話ボックス。
いや、アクリル板の屋根があるだけのテレフォンスタンド?ですね。
すっきりとシンプルに。隣に花がレイアウトされている。
行政の眼が十分に行き届いていることが伺えます。
標識のデザインも綺麗な街でした。
降雨量が少ないので可能なのかな?
2.サイクリング・観光
今日の走行予定距離は、約30Km。昨日に街一つ分を余計に走ったので、昼過ぎにはフルダ(人口約6万4千人)につく予定。
朝の出発前のホテル玄関先での出来事。
現地ドイツ人のDr.Bさんの自転車は、ドイツ・サイクリスト御用達のサイドバッグ付マウンテンバイク。(N車もこのスタイル)
下の黄色い自転車は、Deutsche Postの配達用自転車です。
重い郵便物を乗せるので、まず注目は、センタースタンド。次は、後輪の両側に2個のバッテリーを装備しています。
日本郵便では、電気オートバイを業者に発注後、製造会社が倒産したので、実現は遅れているようです。
走り始めて、前方の視界に入り始めた小高い山は何だろう?と思っていたが、酪農用の岩塩の山であることが判明。
手前に、プラント工場があり、精製後、長いベルトコンベアが山まで延びていました。
集合写真の撮影場所は不明。休憩中に何気なく撮ってもらいました。Dr.Bさんに。
また、フルダ川をせき止めた湖の畔で遊んでいた家族連れのお母さんが、
Dr.Bさんとなにやら困った様子でお話しをしていました。
女のお子さんが怪我をされ、Dr.Bさんご持参の薬(バッグから薬箱を出し、軟膏を?付けてあげたようでした。
(準備万端旅慣れていますね)
13時頃フルダ市郊外に入りました。
シュリュヒテルンからは川沿いでないR3自転車道を走り、フルダ手前でR1(フルダ川)自転車道に合流し、フルダ中心部に入りました。
ホテルのチェックインに少々早かったが、Nさんの交渉により2時前には全員部屋にトランクを納めた。
自転車は、地下駐車場2Fの奥の鍵付き門扉付の特別?駐車場エリアに一休みできました。
時間を示し合わせ、ひとまず市内観光に徒歩で出かけました。
旧市街地の中心に建っているのが、“Dom”と呼ばれている素晴らしい教会です。
ホテルから徒歩で10分位の所にDBの駅があるので一人で、TCA鉄ちゃんのKさんへの土産話の題材を見つけに出かけました。
地階の自由通路を、若いローディ2名がサイクリングの途中に駅に立ち寄った所をパチリ。

初めて見かけたロードに乗る若者でした。
また、駅の反対口に、電動アシスト・レンタサイクル置場(充電中)を見つけて撮りました。
街中で2台見かけ、充電ランプが光っていたので気になっていた。
人口6万4千人都市の駅前(住宅街と思われるやや寂れた改札口側)で、ドイツ鉄道(DB)が運営しているレンタサイクル。
街中に乗り捨て可能?のようだ。
電光板表示によると出発予定18:48にもかかわらず現在時刻19:09:24。
定時発車が出来ていませんね。日本の鉄道事情の素晴らしさを、改めて感じました。
3.部屋割とバスタブの有無(ホリデイ・イン・フルダ)

フルダ・人口6万4千人、ルームナンバー119、125、126、205号室。全室バスタブあり
4.準 備
各自走行後の自転車を、ホテル地下2Fガレージにそのまま置き、明日のサイクリングに備えた。
5.夕 食
Dr.Bさんとの最後の夜を、賑やかなビヤホールで遅くまで飲んで、食べて、夜空の星を、眺めました。
6.観 光 写 真 集
フルダ市街図

Domを取り囲む旧市街のモニュメント
“Dom”
Domの横にある博物館の案内
StadtSchloss
つづく
ドイツサイクリングツアーの想い出~第5日目~