2012年01月06日
上円下方噴・武蔵府中熊野神社古墳
府中市には、武蔵国府跡(大國魂神社近傍)を中心に、
多くの遺跡が発掘され、保存されている。
その中でも全国的にも希少で、ユニークで、不思議な古墳が、
武蔵府中熊野神社古墳です。
飛鳥時代(7世紀)に築造された、珍しい形状の上円下方噴です。
三段目が半円球、二、一段目が矩形。
三段目の直径が16m、その√2倍の約23mが二段目、
さらに、三段目の2倍の32mが、一段目の大きさで築造されている。
古墳の方位は、真北より西へ7度の傾きにあり、磁北に近い方向を示している。
武蔵国分寺遺跡方向は、北北東に位置している。
さらに、埋葬された人物は謎のままであり、
かなり高貴な人物が葬られているものといわれている。
ナスカの地上絵やピラミッドの構築の謎ではないが、
今から1300年前に、このように精緻に設計計算され築造された
土木構造物に夢は膨らんでゆく・・・。

ルートラボで、立川から自転車で約7Kmでした。
Posted by マーク内田 at 22:32
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