2011年07月23日
ドイツサイクリングツアーの想い出~第3日目~
*あらすじ
2011.05.31~06.11(11日間)ドイツメルヘン街道を北上し、
マイン川、キンツィッヒ川、フルダ川、ヴェーザ川に沿うサイクリングロードを、ブレーメンまで走破してきました。
フランクフルト空港近郊のニーダーラートに宿泊し、ホテルにほど近いマイン川自転車道を北に向かってスタートし、
自転車走行8日間、8名(女性2名・男性6名)の団体にて全走行距離480Kmのサイクリング及び観光の旅を成し遂げました。
*3日目 2010/6/2 ハーナウ(Hanau)→シュリュヒテルン(Schluechtern)
天候:曇 サイクリング2日目(6/2)の走行距離:約70Km(55Km)( )内は、予定
1.今日のあれこれ
今晩の宿泊地は、シュリュヒテルン。このホテルに決定したのは、出発直前の時期であった。
当初は、手前約8Kmの街シュタイナウであったので、走行距離が予定以上のプラスであった。
したがって、皆、長距離走行と暑さのためかなり無口になっていた。そろそろ、目的地に近いであろう街に近づいた。
そこで、いつものように、誰かがホテルまでの道順を町の人に聞き出したところ、最初に尋ねた若者カップルの答えは、
『シュタイナウは、もう行き過ぎで、戻らねば・・・』とのこと。
私は、『シュタイナウは意識して通り過ぎたのだ・・・』とひとりごと。
誰か?が制して、シュリュヒテルンのホテルだよ!!と。一同びっくり。(認識していた参加者は少ない)
そうこうする内に、誰かが近くの家のお婆ちゃまに声を掛ける。
(きっと、Sさんだ!!いえ、Nさんでした)
彼女から呼ばれたご主人が家から出てきて自ら乗用車を繰り出し、その車に導かれてのホテル到着となった。
このホテルに至る道中で、このように親切な老夫婦に助けられたのです。感謝感謝!!!
(誰か親切なご老人の写真を撮っていなかったかな~~~。車のナンバーを覚えていた人がいましたけれど・・・。)
そして夕刻、かねての予定どおり、Nさんご友人でドイツ在住のDr.Kさん、Yさんの両名と夕方、ホテルにて合流した。
2.サイクリング・観光

ハーナウの街を9時過ぎに出発し、お昼前にドイツで初めてのアウトバーンを横過し、休憩をかねて記念写真を撮る。
(Nさんのワイド一眼レフカメラにて撮影?)
この跨高速道路橋から道路を眺めてもわかりませんが、日本では数少ない形式(完全クローバー型)のインターチェンジ。
四つ葉のクローバーの形で出来ているので、四方向から全ての方向に進行可能なのです。
(日本の高速道路では、三郷JCTや九州道の鳥栖JCTかな?)
ハーナウの街の手前でマイン川から、キンツィヒ川沿いのR3(マイン川・キンツィヒ川)自転車道を走り、
約12Kmで方向の確認。自転車道案内看板がたくさん立っているので、どの方向に走ればばよいのかが不安になる。
Sさんの英語、スペイン語?いろいろ語で道行く人に尋ねてくれるので助かります。
ゲルンハウゼンへは、右折14.7Km方向に進みます。

お昼前に、トイレッテ・タイムをこんな所で取りました。

グライダー基地です。
なかなか立ち入れないところを誰のお咎めもなく、滑走準備中の皆さんが、
フレンドリーな対応をしてくれました。
S奥様はナント、操縦席に座らせてもらったのです。ダンケ・シェーン!!! ハイ!!チーズ。
13時過ぎ、どこかの街の街道沿いのカワイイ娘さんの応対するイタ飯屋さんで、昼食を取りました。
私が注文したピッツァは量が少ないと思ったが、意に反し大きくて周りの皮を残してしまった。
領収書をよく見ると、ゲルンハウゼンと判明。しかも、フランクフルター通りとあり、事前にインターネットで印刷しておき、
折れ本ポケット版にしておいた地図との位置確認が出来ました。ラッキー。
下の写真の町が、当初宿泊予定のシュタイナウの街。

まだまだ7~8Km先がシュリュヒテルン。
この数キロの走行が暑さと疲労と水分欠乏との三重苦?のため、とても辛かったが、件の親切な老夫婦に助けられ、
その自動車に導かれてのホテル到着となったのです。お疲れ様でした。
3.翌日の準備
各自走行後の自転車を、ホテルの地下ガレージにそのまま置き、明日のサイクリングに備えた。
4. 部屋割とバスタブの有無(アクツェント・ホテル・シュリュヒテルン)
シュリュヒテルン・人口1万2千人、ルームナンバー201、202、203、204、205号室 全てバスタブあり
5.夕 食
Dr.Kさん、Yさんをあわせ10名は、レストラン・ツエッペリンにて、楽しい一時を過ごしました。
食事の前に、ボーリングに似たドイツ独自の『ケーゲル』をしました。ストライクはおろかガターばかりでした。
6.あれこれ
スーパーで必死になって探したのが、軟水のお水。
しかもドイツのペットボトルの水は硬水で炭酸の入ったもので、ちょっと抵抗がある味です。
ボルヴィック及びそれ相当のものを探せども、リンゴ味やその他の薄い味付けをされた炭酸水が多く販売されている。
ANA機内食のボトルは貴重品であった。
日本の冷たいお水をがぶがぶと飲みた~~~い!!
つづく
ドイツサイクリングツアーの想い出~第4日目~